農家と二人三脚、宮崎市中心部の八百屋さん「はじめ青果店」

みなさんはスーパーマーケット以外に、野菜や果物を購入するお店をもっていますか?

今やコンビニでも野菜を買える時代ですが、昔ながらの八百屋さんで購入することをおすすめしたいと思います。本日は、店主の”想い”がこもった八百屋「はじめ青果店」さんのご紹介です。

■農家と二人三脚

宮崎県産の作物を中心に西洋野菜などの珍しい野菜が並んでいる「はじめ青果店」さん。生産者である農家さんから直接仕入れ、店頭販売を行っています。

「第一次産業があっての僕たちの仕事。農家さん達に安定した生活を送ってほしい」と店主の中間さんは言います。

開業する前に営業職をされていた中間さんは、農家さんとのやりとりが多くあったそうです。大切に育てた野菜が市場に出た時に、値段が上下してしまい安定した収入がないということを知り、なんとかならないかと思い始めます。

もともと”食”に携わることをしたいと思っていた中間さんは、農家さんの問題を解決する役割を担いたいと「はじめ青果」をオープンさせました。少ない量かもしれないが、安定した価格で買い続けることで農家さんへ安定を提供できると、県内外の農家さんから直接仕入れています。

その他にも、ブランド作物などの今まで生産していないものを農家さんと話し合い、一緒に作り上げて販売もしております。それを飲食店さんへ直接勧めたりもされており、農家さんと2人3脚で第一次産業を盛り上げています。

■直接買付だから安心

店内では農家さんの紹介もされており、購入する私たちにとっては安心感があります。

宮崎では採れないようなトマトやズッキーニなどの品種を生産している「アイタビ」さんや、海の砂で栽培し、一年中採れるレタスを生産している「タラッサ農園」さんなど、20以上の農家さんと取引を行っています。

「畑とお顔を知っていて、気持ちもわかる。だから、安心して販売できる」と中間さん。きっと野菜にこもった愛情も一緒に販売されているのだと思います。

■最後に

「はじめ青果店」という屋号には、”初心を忘れない”や”一から出発”といった想いが込められているそうです。開業のきっかけにもなった農家さんの安定。それを願い、傷が少しついてしまった市場に出ない野菜を買い取り、常に農家さんのことを考えてるのが分かります。

八百屋の起源は、農作物を自分で売ったことから始まったと言われています。愛情持って育てた作物が目の前で売れていくのは本当に嬉しいことだと思います。流通が進んだ今では、その愛情を伝えることも感じることも少なくなってきています。それを、作る人にも買う人にも伝えられる「はじめ青果」さんは、とても素敵な存在です。

農家さんの愛情は、出来上がる野菜に必ず伝わっていると思います。みなさんも是非「はじめ青果店」さんの野菜を味わってみてください。

■基本情報

名  称:はじめ青果店

住  所:宮崎県宮崎市船塚2丁目5番地

電話番号:0985-40-1664

営業時間:10:00〜18:00

定 休 日:日曜日・祝祭日

インスタ:@hajimeseika

週末を楽しくするご褒美メディアweeeeks
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