今回のご紹介は、福岡県大牟田市の「はんばぁーぐ亭」さん。
牛肉のみを使用し、お肉本来のおいしさが自慢のハンバーグ専門店です。
炭火焼きならではの、香ばしさとジューシーさは絶妙です♪
本物の味を地域に。お箸で食べるハンバーグ店
店舗を立ち上げたのは、オーナーさんのお父様。
元々、ハンバーグのファミリーレストランを展開する会社に勤めていました。
「本物」の味を出している場所が少ないと感じ、素材そのもののおいしさを地域の子どもにも知ってほしいと、1995年12月にオープンしました。
気取らずに味わえるようにと、お箸で食べられるお店。
ハンバーグはつなぎを使わず、牛肉100％で作っています。
炭で焼くハンバーグはもちろん、ソースやお米、野菜まで上質！
ランチ・ディナー問わず、「炭焼きはんばぁーぐ」が不動の一番人気！
ステーキとハンバーグが両方乗った、「炭焼きダブルすてーき」が次に人気です。
ハンバーグは塩胡椒のみで味付けしてあり、和風ソースとポン酢をかけていただきます。
ゆず胡椒を加えると、さらにお肉の甘味が引き立つのだそうです。
色々試し、ベストな商品を見つけたゆず胡椒は、日田市から取り寄せているもの。
青色と黄色のゆずを両方使用しており、尖りのないマイルドな味わいです。
ハンバーグはオリジナルの炭床で、じっくり焼き上げ！
炭で焼くことで旨味をギュッと閉じ込め、香りもたまらない仕上がりに。
テーブルで仕上げのカットをする際に、肉汁があふれてソースと混ざり、また絶妙な味になるのだそう♪
ハンバーグだけでなく、お米や付け合わせもお客さんから大絶賛。
お米は熊本産で、精米から提供までの間、酸素に触れる時間を極力短くしています。
玉ねぎやニンジンは、地元にある老舗の野菜屋が目利きしたもの。
どちらも一晩寝かせることで、甘味を出しています。
ニンジンのグラッセは、一般的なものよりもはるかに短い煮込み時間で、砂糖も控えめ。
まさに「素材のおいしさ」を活かしているのです。
メイン料理はもちろん、その周りにも手を抜くことはありません。
家だとあまり食べないというお子様や90歳の方も、「はんばぁーぐ亭」さんだとモリモリ食べてしまうのたとか♪
創業当時のメニューは、炭焼きはんばぁーぐとヒレステーキのみ。
洋風メニューへの需要に応えるため、「モッツアレラチーズはんばぁーぐ」も登場しました。
またメディアにも取り上げられるのが、「クリスタルねぎはんばぁーぐ」です。
ドバイ産クリスタルソルトを使用した、ねぎ塩ダレをかけています。
ご飯にもビールにも合う味わい！
ランチタイムは工事現場で働く方や、近くに住む年配の方が多めです。
ディナーは記念日のお祝いなど、家族連れにも多く利用されています。
リピート率が非常に高く、実は常連さんがほとんどなんだとか。
かつてはお店でアルバイトをしていたお客さんや、中には「ただいま」と言って入ってくるお客さんも。
みんなの実家のような場所になっているのですね。
障がいや難病を持つ人が安心して働ける、A型事業所が運営
今後の目標は、「変わらない味」と「進化していく味」両方の提供です。
大牟田市を出て行った方が、帰省して食べたら「やっぱりおいしい」と感じてもらえるように。
常連さんにも飽きられないよう、期間限定メニューをときどき提供しています。
また、スタッフの働き方にも配慮が。
2022年春から、バックオフィス業務を「就労継続支援A型事業所HACO」が担当しています。
「はんばぁーぐ亭」さんの現場スタッフは現場の仕事に集中でき、飲食店運営業務を担うHACOは、障がいや難病を持つ方がスキルアップできる場となっています。
またHACOでは2023年に、飲食業のノウハウを活用した地域ブランド「ハコノコバコ」を創設しました。
一から商品を作る楽しさを感じてもらうため、名産品の開発〜販売まで手がけています。
第1弾は柳川市のお肉・味噌・お酒を使った調味料、第2弾は福岡県と熊本県の野菜と果物だけで作るお茶を開発し、ECサイトなどで販売中です。
2024年夏から秋にかけて、第4弾まで発売を予定しています♪
こだわりのおいしい料理や、人との関わりを通し、あたたかい場所であり続ける「はんばぁーぐ亭」さん。
ぜひお気軽に足を運んでみてくださいね。
POINT店舗情報
店 名：はんばぁーぐ亭
住 所：福岡県大牟田市通町2丁目12−6
Googleマップ：こちら
営業時間：11時30分〜14時、18時〜21時
定 休 日：木曜夜、12月30日〜1月3日
電話番号：0944-43-3330
店舗HP：こちら
Instagram：こちら
「ハコノコバコ」ECサイト：こちら
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