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吉野ヶ里といえば吉野ヶ里遺跡がメディアで話題ですが、今回は吉野ヶ里町にある「手づくり工房 なないろ」さんの魅力を紹介します。
お店があるのは飲食店が多く点在する34号線から少し入った場所、三田川小学校の近くです。
「手づくり工房 なないろ」へのアクセス・駐車場
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公共交通機関で向かう場合は、JR吉野ヶ里から徒歩で約10分です。
住宅街になじむようにたたずんでおり、駐車場はお店の前に3台分完備されています(1台は身障者用)。
イートインスペースはありません。
テイクアウト専門店です。
スロープは少し傾斜があるため、サポートが必要なときは、スタッフに声をかけましょう。
出入口に2cmほど段差があり、車から降りられないときは、商品を車に持ってきてくださるそうです。
毎朝ひとつひとつ手づくりする素朴な肉まん
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毎朝ひとつひとつ、手づくりされる素朴なぶたまんです。
見ていると手づくりの温かみを感じます。
使用されているのは安心安全な国産食材です。
ほんのりとクリーム色の生地は、福岡県産の無漂白小麦をブレンド。
ほかの主な食材の産地です。
豚ミンチ | 福岡県 |
ねぎ | 福岡県 |
たけのこ | 福岡県(八女) |
しいたけ | 大分県 |
玉ねぎ | 北海道・佐賀県 |
きちんと産地がわかっていると、安心して口に運べますね。
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写真の左が「手づくりぶたまん」で、右がちょっぴりサイズが小さめの「3びきの子ぶたまん」です。
手づくりぶたまんを持ってみると、ズッシリとした重さにビックリ!
食材を惜しみなくギュッと詰めてあるのでしょう。
食べると甘みがある、モチモチの生地が印象的です。
中の食材はとってもジューシー!
本格的なぶたまんで、とくに感動したのが冷めてもおいしいところです。
3びきの子ぶたまんはキュートなネーミング通り、1パックに3個入っています。
ぶたの焼き印がかわいらしくて、食べるのがもったいないほどです。
もちろん、食べますが(笑)。
ついつい手が伸びて、一気に3個完食です。
ここでしか味わえないお饅頭
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ぶたまんのほかに販売されているお饅頭は蒸し菓子饅頭や、お焼き菓子饅頭など。
販売価格は令和5年4月1日に値上げされたそうです。
手づくりぶたまん(1個)150円⇒改訂価格 180円 |
3びきの子ぶたまん(1パック)350円⇒改訂価格 380円 |
3びきの子ぶたまん(1個)120円⇒改訂価格 130円 |
蒸し菓子饅頭(1個)110円⇒改訂価格 120円 (北海道小豆粒あん・カスタード・りんご白あん) |
お焼き菓子饅頭(1個)120円⇒改訂価格 130円 (北海道小豆粒あん・カスタード)) |
国産食材のみを使用、ひとつひとつ手づくり、そう考えると値上がりしてもコスパの良さは秀逸としか言いようがありません。
饅頭はいろいろな餡があるから、食べ比べしても楽しそう♪
とくにりんごの果肉と、なめらかな白あんの組み合わせが気になります。
ぶたまんをつくろうと思ったきっかけ
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毎日どれくらいの量をつくるのか、所長さんにお聞きしました。
冬場はぶたまんが約60個、3びきの子ぶたまんが約30パックだそう。
暑い時期は少し量を減らされているそうです。
ぶたまんをつくろうと思ったのは、34号線沿いにある飲食店にない食べ物、みんなで一緒にほっこりと味わえるものを提供したかったから。
そこで思い出したのが、八女市に住む旦那さんの実家で食べた手づくりのお饅頭です。
温かいおもてなしが忘れられなかったことと、お子さんに栄養のあるものを手軽に食べて欲しいから、ぶたまんをメインに決めたと話されます。
お店をオープンするまでの2年間は、試行錯誤の繰り返し。
気温や湿度の関係で季節により、生地の発酵時間を変えるほど、今も手抜きは一切なしです。
地域の人々と共存する就労支援事業B型事業所
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店舗を運営するのは、特定非営利活動法人吉野ヶ里さんです。
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就労支援事業B型事業所として、先述したぶたまんや菓子饅頭の製造・販売のほかクラフトカゴ編みも手掛けられています。
店舗名の由来をお聞きしました。
障がい者施設ということで、ひとりひとりの障害をひとつの個性とみなしています。
それを7つの色で表現して、いろいろな個性と個性が、ふれあったり助け合ったりしながら交流してほしいという思いでつけました。
7色といえば虹!
虹といえば架け橋です。
所長さんは続けて話されます。
障がいを持つ人と地域の人々の架け橋になってほしい、交流を深められたらという願いを込めて店舗名をつけました。
実際に老若男女を問わず、地元に多くのファンがいらっしゃいます。
しかも、佐賀市内や久留米市からも足を運んでくる人がいるそうです。
ぶたまんを買いに吉野ヶ里の「手づくり工房 なないろ」へ出かけよう
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店内は手づくり雑貨の販売もされています。
ちなみに、毎年10月はオープン記念として手編みのカゴのプレゼントありです。
個数は200個くらい用意され、期間は10月23日~27日くらいが目安だそう。
気になる人は出かけてみてはいかがでしょうか。
今後の夢をお聞きしたのですが、「あ~今日は少しごはんが足らんね、あそこのお店に買いに行こうか」とパッと思い浮かべてくれるようになれたら嬉しいと話されます。
この言葉を聞いて、一瞬でファンに!
近くに住んでいる人がうらやましいです。
予約は1ヶ月前から、店頭か電話でOK。
1個からでも予約購入できるのが魅力のひとつ!
売り切れ次第終了なので、確実に購入したいなら予約利用がおすすめです。
■店舗情報
店 名:手づくり工房 なないろ
住 所:佐賀県神埼郡吉野ヶ里町吉田56-19
Googleマップ:こちら
営業時間:11時~17時30分 ※売り切れ次第終了
定 休 日:土曜・日曜・祝日・お盆・年末年始
ホームページ:こちら
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