今回紹介するのは、佐賀県基山町にある魚屋「魚よし」さんです。
魚屋歴は、実に半世紀以上。
大将の目利きで、福岡市の鮮魚市場から、毎日極上の魚をお客さんへお届けしています。
オンラインショップも手がけているというこちらのお店に、お話を聞いてみました。
■飲食店に卸していた質の良い魚を、一般客にも販売
「魚よし」さんの創業は、昭和57年。店名は、社長のお名前「よしのり」に由来しています。
社長さんのお父さんは料亭を営み、代々魚屋だったというご家系。
現在は社長さんと奥さん、娘さん、そして福岡県の「岩田屋百貨店」鮮魚売り場で修行をしていた息子さんの、ご家族4人で経営をしています。
3～4年前までは、飲食店への卸売をメインにしていた「魚よし」さん。
コロナ禍のタイミングで、より多くの方にも知って頂く為に、一般のお客さん向けの販売を始めたと言います。
そのため、飲食店にも卸せるような「良い魚」を取り扱える点が強みだそうです。
■鮮度が抜群の活魚や、お店で加工した切り身魚が並ぶ
「魚よし」さんの魅力は、何といっても生きが良い「活魚（かつぎょ）」です。
朝4時過ぎに出発し、市場を回ります。 メインの仕入れ先は、全国から魚が集まる、九州最大級の「長浜鮮魚市場」。
お店には生け簀（いけす）があるため、市場から、生きたままお魚を運べます。
その日に獲れた魚を新鮮な状態でさばいたお刺身は、夕方になっても、身がコリコリなんだとか♪
夏は冬より多少魚種が少なくなるものの、ハモやアジ、ヤリイカなどが、旬を迎えおいしくなるそうです。
また、お店で加工した切り身も販売しています。
おすすめは、銀ダラの西京味噌漬けです。
他にも、北海道産の羅臼昆布を使った天然白身魚の昆布締めや、生のクジラを仕入れて自家製の塩漬けにした、塩クジラ。
これからの時期は、お店で焼いて販売する、ウナギのかば焼きなど、さまざまな商品があります！
■もっと多くの人に、当店を知ってもらいたい
「魚よし」さんのコンセプトは「フレッシュ＆クオリティー」。
「質が良く、自分がおいしいと思うものしか売らない」をモットーにしています。
今後の展望は「形は何でも良いが、お店の名前を広めること。お惣菜やお寿司など、事業を展開していきたい」とのこと。
現在は息子さんが、SNSやSEOを活用した集客を学んでいるのだそうです。
「こうした魚屋は入りにくいというイメージがあるのかもしれないので、それを払拭したい。それほど敷居は高くないので、ぜひ入ってきてほしい」と話します。
実際、小郡、筑紫野、久留米などいろいろな地域から訪れ、コミュニケーションをとっているお客さんの姿も。
一度買えば、リピーターになってしまう人が多いようです。
またオンラインショップでは、とらふぐヒレや天然鯛一夜干し、カニなども扱っています。
行くのは遠くて大変という方でも、これならより気軽に試せますね。
味と鮮度にこだわった、「魚よし」さんの本格的な魚の味を、ぜひ一度は試してみてはいかがでしょうか。
■店舗情報
店 名：魚よし
住 所：佐賀県三養基郡基山町宮浦182
Googleマップ：こちら
営業時間：9時30分～18時30分（日曜・祝日は17時閉店）
定 休 日：水曜・第1、第4日曜
電話番号：0942-92-6364
店 舗 HP：こちら
Instagram：こちら
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